製造業は誰でも知っているが、一般的には知られていないのが生産技術という職種。
ですが転職の世界ではきちんと認知されており、多様で専門的な知識や社内外とのコミュニケーションで培った能力は高く評価されます。
新しい環境で生産技術に挑戦したい人も、生産技術から異業種へ挑戦したい人も転職を通じて新しい人生を手に入れてみませんか?
今回は私が実際に登録して使える、使えそう、気になった転職サイト・エージェントについて紹介します。
生産技術職におすすめしたい転職サイトと転職エージェント
個人的に良かったと思う転職サイトは「リクナビNEXT」「ミイダス」「doda」の3つ。
そしておすすめしたい転職エージェントは「パソナキャリア」「転職サイトに提携している転職エージェント」の2つです。
おすすめしたい転職サイト
おすすめしたい転職エージェント
- パソナキャリア
- 転職サイトに提携している転職エージェント
転職活動の入り口となるのが転職サイト
まず、転職サイトの比較です。
転職サイトは正直大手であれば目立った違いは見られません。
気をつけたいポイントは、これから転職しようと考えている業界・職種の求人数が十分にあるかどうかです。
”求人数が多いほど良い転職サイト”というわけではないですが、求人が多いほど良い会社は多いです。ただ、ブラックな会社が多いことも事実。
少なくとも会社選びの選択肢が増えるという点では求人数が多いことは有利になります。
転職を有利に進めるには転職エージェントの力を借りる
一方で転職サイトよりも重要なのが転職エージェントです。
彼らは自分の秘書同然となり、企業探しから相手企業へのコンタクト、面接練習など、転職に関することなら広い範囲でサポートをしてくれます。
毎日ヘトヘトに働きながら転職活動をする人にとって、とても助かる大切なパートナーです。
転職活動を有利に進めるためにも、自分に合ったエージェントを探すことが重要なポイントになってきます。
大手リクルートが運営する転職者向けのサイト「リクナビNEXT」

[公式サイト]https://next.rikunabi.com/
リクルートが運営する転職者向けのサイトが「リクナビNEXT」。
マイナビと同じように新卒でもお世話になった人が多いであろうリクナビの姉妹サイトです。
私の中ではマイナビの2番手と思っていたのですが、実はマイナビよりも優秀な一面があります。
マイナビで生産技術に関する求人を検索すると約200件程度に対し、リクナビNEXTでは1,900件がヒットします。(2022年4月時点)
圧倒的な求人量を誇るリクナビNEXTは中途採用でも役に立ちます。
今の状況が「とりあえず一つ転職サイトに登録してみようかな」というレベルであれば、迷わずリクナビNEXTを登録することをおすすめします。
新卒では知られていないが、転職に強いのが「doda」

[公式サイト]https://doda.jp/
「転職ならdoda」
深キョンがCMしているdodaです。進研ゼミを手掛けるBenesse(ベネッセ)の系列で幼少時代からの学習基盤を持っています。
私はCMにまんまと釣られて登録しましたが、結果としてdodaを通じて知り合った転職エージェントが今の会社に入社するまでのパートナーとなりました。
dodaの場合、dodaと提携した転職エージェントからの連絡が直接自分メールアドレスに届くので、大量の機械的なメルマガの中から本当に自分の経歴をみて興味を持ってコンタクトを取ろうとしているのが分かりやすいというメリットがあります。
他の転職サイトだとサイト内のマイページでエージェントからの通知が来ますが、dodaは自分のメールアドレスに直接届くのでメールの中身ですぐ内容を判断できます。
また、doda自体も生産技術に関する求人数は4,500件と多く、実はリクナビNEXT以上です。(2022年4月時点)
求人数にしても使いやすさにしても生産技術や製造業に転職を考えているのであれば、リクナビNEXTとセットで登録しておきたい転職サイトですね。
自分の適正年収を教えてくれる「ミイダス」

[公式サイト]https://corp.miidas.jp/
ミイダスも生産技術におすすめの転職サイトです。
生産技術向けの求人数は1,800件でリクナビNEXT、dodaと同等の求人数を誇ります。(2022年4月時点)
そしてミイダスは他の転職サイトと異なり、自分の適正年収(市場価値)を教えてくれるという面白い点も持っています。
自分の実績などをサイトに登録すると、「現在の市場価値〇〇〇~〇〇〇万円」という形で表示され、転職活動で自分が希望したい年収の参考指標を教えてくれます。
当時、転職前の私の年収が残業無し400万円前半に対してミイダスの評価は530万円程度だったのですが、内定後に打診された年収が500万円前半だったので信憑性は高いです。
お金の話を前面に出すのは良くないと言われる中、「自分の実力でどれだけの年収を望んで良いものか」という疑問を解決してくれます。
ミイダスによる適正年収を転職活動の参考にしてみると、年収アップの可能性がぐっと上がることでしょう。
大手転職サイトの姉妹サイト「マイナビ転職」

新卒の就活時にもお世話になった人が多いであろうマイナビ。
その姉妹サイトに転職者向けの「マイナビ転職」があります。
転職の時も力になってくれるかと思いきや他の転職サイトよりも魅力は劣ります。
「生産技術」をキーワードとして求人を検索すると、検索結果は200件程度。(2022年4月時点)
リクナビNEXTが1,900件、ミイダスは1,641件なのでマイナビ転職は求人数が圧倒的に少ないです。
ただし、文系職を含めると膨大な量の求人数を誇るので、他業界への転身を考えている方にはおすすめしたい転職サイトです。
20代ならマイナビジョブ20’sがおすすめ

[公式サイト]https://mynavi-job20s.jp/
生産技術職にとってマイナビ転職自体はいまいちなのですが、もしあなたが20代なら「マイナビジョブ20’s」がおすすめです。
20代の転職を熟知したアドバイザーがサポートしてくれるので、自分にマッチした求人を探せる可能性がぐっと上がります。
20代というのは若さを武器にできますし、生産技術をやってきたという経験は同職種でも他業界でも十分通用します。
私はマイナビ20’sの存在を知らなかったので登録することなく転職活動を終えましたが、もし転職前に戻れるならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
メーカーに強みを持つ転職エージェント「パソナキャリア」

[公式サイト]https://www.pasonacareer.jp/
おそらく初耳だと思うのが転職エージェントの「パソナキャリア」。
どんな業界にも強いですが、メーカー(機械・電気・電子)にも強みを持っており、各専門に特化したアドバイザーが転職の手助けをしてくれます。
転職エージェント主体の企業ですが、「生産技術」で求人を検索すると1,800件ヒットし、リクナビNEXTやdodaに相当する求人量を誇ります。(2022年4月現在)
加えて上記の検索結果は非公開の求人情報を含んでおらず、エージェント次第ではレアな企業に巡り合うことができるかもしれません。
英語を武器に戦うなら「英語転職.com」

[公式サイト]http://www.english-jac.com/
最後におすすめしたいのが「英語転職.com」
「英語ができるのになぜか生産技術に配属された…」
「英語が上達してきたので英語を活かした仕事に転職したい…」
生産技術から英語を活かした業界に転身したい人におすすめしたい転職サイトです。外資系企業や海外展開するグローバル企業に挑戦したい人向けですね。
私は英語がさっぱりなので登録することはなかったですが、もし英語ができたなら一度は挑戦して見たかった業界です。
ハイレベルな職種や管理職側の人材をも対象としているJACリクルートメントが運営しているので、転職希望者へのサポートもピカイチです。
英語を使ってより高いレベルで仕事をしていきたいと思っている人におすすめです。
転職サイトへの登録が新しい人生への第一歩
他にも転職サイトは有名なものから無名なものまで登録してみましたが、個人的に使える・使えそうと思ったのが以上のサイトです。
私は「リクナビNEXT」「doda」で求人を見つつ、「ミイダス」で自分の適正な年収を調べていました。「パソナキャリア」でエージェントにサポートしてもらっていましたが、結局縁があったdodaで連絡を取り合ったエージェントの元で転職活動を終えた感じです。
どの転職サイト・エージェントも合う合わないは人それぞれだと思いますので、複数登録してみて自分に合ったサイト・エージェントで転職活動を始めてみるのをおすすめします。
転職してみようかな、と考えているだけではダラダラと時間が過ぎるだけです。まずは少しでも良いので行動に移すことから始めてみませんか?
皆さんの転職が成功することを祈っています。