生産技術

【どこへ?】実際に生産技術者たちが転職していった企業7選

生産技術の転職先

実際に生産技術として仕事をしてた人は、どこの業界・企業に転職していったのでしょうか?

自分の周りに転職経験者が少ない場合、自分が転職する時にどんな業界・どんなメーカーに行けるのか実感がわかないかもしれません。

幸いにも?私の周りには転職した生産技術者が多いため、彼らの素性や転職理由、転職先などを知っています。

そこで今回は、実際に転職していった私の周りの生産技術者の転職事情について紹介していきます。

生産技術者たちの転職先となった企業

前提として、今回紹介するのは私が所属していた、とある自動車メーカーからの転職事例になります。

自動車メーカーとはいっても生産技術の業務分野は多岐にわたり、アセンブリラインに携わる人から、設備設計に近い仕事をしている人まで様々です。

そんな彼らの転職先は以下の企業でした。

生産技術者の転職先

IHI、ブリヂストン、日産、Honda、スバル、クボタ、ジャトコ、ジェイテクト、市役所、県庁…

転職していった彼らは自動車業界に身を置いていたので、転職先が完成車メーカーや部品メーカーは良くある話です。

しかし、他業界である重工業やゴム製品を扱う企業に転職した人から、はたまた県庁や市役所などの行政に近い仕事まで幅広い分野に転職しています。

今回はそんな彼らの転職理由や転職先について、紹介していきます。

入社2年目:塗装系生産技術者はIHIへ転職

入社2年目の時、塗装ラインに携わっていた同期の生産技術者はIHIへ転職していきました。

自動車業界から大手の総合重工業メーカーへの転職です。

入社2年目というと、経験も浅く、他社へ行っても生産技術者としての強みをアピールすることは難しい年代です。

そんな彼は、第二新卒枠を利用して転職していきました。

現職で得た強みを活かすというよりは、年齢的な強みを活かした転職です。

生産技術にかかわらず、入社年数が浅い人の転職=簡単に辞めてしまう人というイメージがついて回りますが、若いということは逆にメリットととらえることができます。

入社後の経験が浅いけれど、今の会社を辞めたいと考えている人は彼のように第二新卒の立場を利用して転職先を探してみるのもおすすめです。

入社2年目:プレス系生産技術者は地元の市役所へ転職

入社2年目でプレス系の生産技術者だった彼は地元関西の市役所へ転職していきました。

彼もまた入社して経験が浅い中での転職です。

彼もまた、年齢が若いという利点を活かした転職でした。

ちなみに転職理由は上司からの強烈なパワハラ。
毎日長時間にわたる人格否定の恫喝に耐えられず、転職していきました。

なぜ生産技術が市役所へ?とも思いましたが、すぐにでも会社を離れた方がよい状況だったので、賢明な判断だったと思います。

入社4年目:樹脂系生産技術者はクボタへ転職

入社4年目に樹脂系の生産技術だった彼は、クボタへ転職していきました。

同じメーカー企業ですが、自動車業界から農業機械を扱う業界への転身です。

現状を聞くと、彼は樹脂系生産技術の仕事を続けていないということでしたが、組み立てに関する生産技術として働いているとのことです。

生産技術が業界を超えて転職した実例ですね。

彼の転職理由は地元へ帰りたいという思いが強く、当時募集されていたクボタへ応募したとのことでした。

入社5年目:樹脂系生産技術者はスバルへ転職

入社5年目の時、同じく樹脂系の生産技術だった彼は、スバルへ転職していきました。

彼の場合は、転職前後で同じような仕事をしており、前職での経験を次の職場でも活かしているようです。

同じ業界・同じ職種での転職なので、面接時でも大きな苦労をすることなく転職できたとのことでした。

転職理由は地元の関東へ帰りたかった、という理由からでした。

入社6年目:組み立てラインの生産技術者はジャトコへ転職

入社6年目の時、彼は自動車部品メーカーのジャトコ(Jatoco)へ転職していきました。

ジャトコは自動車の変速機をメインとしたメーカーなので、自動車業界ピラミッドで言えば、一つ下へ降りたような形になります。

ですが、年収や労働環境も改善されたようです。

自動車業界にかかわらず、転職により業界ピラミッドの下へ移動すると、待遇や労働環境が悪化するイメージがありますが、必ずしもそうではありません。

私も今所属している企業は完成車メーカーに部品を納入する側の立場ですが、年収も労働環境も圧倒的に改善しています。

年収や環境を変えたいと思っており、自分の肩書きやプライドに強いこだわりがない場合は、視野を広げて転職先を探してみると、意外と穴場な企業があるのかもしれませんね。

生産技術以外の技術職の転職先

私自身は生産技術ですが、自動車メーカーに所属していたことで、生産技術以外の同僚もいます。

彼らの中にも転職に踏み切った人たちがいるので、少しだけ彼らの転職先も紹介します。

入社5年目:電装系設計者はHondaへ転職

電装部品の設計業務を担当していた同僚はホンダへ転職していきました。

もとからバイクが好きで、バイクに関する仕事がしたかったようです。

好きなことを仕事にするのは簡単なようで難しいことですが、無事に実現して転職していきました。

入社6年目:プレス部品の設計者は日産へ転職

プレス部品の設計を担当していた彼は日産へ転職していきました。

日産は自動車メーカーの中でも高年収の位置しており、四季報によると平均年収は750万円を超えています。

彼の給料も大きくアップしたことでしょう。

転職理由は地元である関東圏へ戻りたかったとのことで、無事に実現して転職していきました。

まとめ:転職は27歳から少しづつ増え始める

以上が生産技術者たちの転職先の実例になります。

同じ業界の生産技術として転職した人や、別の業界の生産技術として転職した人、はたまた製造業とは全く異なる業界で仕事をしている人など様々です。

転職理由としては、「地元に帰りたい」「年収を上げたい」「労働環境を改善したい」といった理由が多かったです。

また、入社5年目あたりから転職する同僚が増えたように感じます。理系大卒、院卒の年齢的には27~30歳あたりで転職に踏み出す大きな流れがありました。結婚を機に地元へ帰りたい人が企業探しを始めたり、今の会社に限界を感じていたりなど、そういった年代に該当します。

毎日多忙な業務に追われていると、どうしても視野がせまくなりがちで、転職に関しても自分が今携わっている業界の仕事にしか就けないのではないかと思ってしまいますが、そんなことはありません。

少なくとも私の周りには業界の垣根を超えて転職した人もたくさんおり、実例はあります。

今の状況を変えたいと思っている人や、将来的に転職を考えてみようかなと思っている人は一度転職サイトに登録して、どんな企業や職種が募集されているのかを見てみることをおすすめします。