生産技術

メンタル弱い生産技術が辛い仕事・人間関係を乗り切るテクニック

メンタル弱い生産技術が辛い仕事・人間関係を乗り切るテクニック

生産技術…しんどいですよね。

ふざけた納期や成立しない寸法公差。めちゃくちゃ言ってくる設計やクセのある製造現場との人間関係。

不満を言えばキリが無く、私もメンタル弱い方なので落ち込むこともありました。

ですが、なんだかんだ言いながらも10年近く生産技術として働いており、その中で無理なく仕事を続ける技術を身に着けました。

そこで今回は、私が身に着けたメンタル弱めの人でも生産技術を乗り切れる技術を紹介していきます。

結論:メンタル弱めの人が生産技術を乗り切るテクニック一覧

いきなり結論ですが、私が仕事の進め方で意識しているのは以下の内容です。

メンタル弱くても仕事を乗り切る技術

  • 上司を使って自分の意見を部署の意見に変える
  • 「できない」は使わず「〇〇すればできる」を使う
  • 手の内は全てさらさない。切り札は隠す
  • 設計部署は敵にしない。味方にする

とっさの判断が必要な場面で活用するのは難しいですが、せめてデスクに座ってメールをさばいている時や慎重に進めなければいけない案件については使える方法です。

上司を使って自分の意見を課の意見に変える

上司を使って自分の意見を課の意見に変える

ややこしい案件や判断が難しい案件は上司に相談しましょう。

当たり前の話ですが、自分一人で何でも背負う必要はありません。

チームで仕事をする生産技術であれば他の人のサポートがあるので良いと思うのですが、単独で仕事をこなすタイプの生産技術だと責任が重いですよね。

私の場合、もめそうな話やお金が絡む話は一度上司に相談するようにしています。

仕事の経験が長い上司の知見を頼るというのはもちろんですが、上司の意見を自分の意見にすることで、それはあなたの意見から部署としての意見に変身します。

単なるアドバイスであれば先輩社員に求めればよいのですが、情報を展開したり意見を発しなければいけない場合は肩書がついている上司の方が好ましいです。

発言する時に「部署でも話し合ったのですが…」「上司と相談したのですが…」という前置きが付くだけで、自分の独断ではなく部署としての意見となり、自分個人への責任が軽くなります。

特に、強く責めてくる苦手な人を相手にする時や、責められる可能性がある打ち合わせの場などに使いたいですね。

「俺の意見じゃないんだぞ!」「部署としての意見なんだぞ!」というアピールになります。「浅い考えではなく、部署として判断した最善の考えですよ」ということです。

知識や経験が浅い新人の頃が一番使える技ですが、ややこしい案件などに関しては平社員であれば何年目でも使えます。

ただし、上司に相談する時は必ず自分の考えをもって相談するようにしましょう。

考えなしで相談してはいつまでたっても成長しないですし、印象も悪いです。自分なりの意見を考えて相談することで、考える力が身についてピンチを乗り切る言い訳も思いつくようになります。

「できない」は使わず「〇〇すればできます」と言う

「できない」は使わず「〇〇すればできます」と言う

「できません」という言葉はできるだけ避け、「○○すればできます」という言葉を使います。

否定の言葉は相手が気の強い人間であれば火に油を注ぐことになります。「で、どうすんの?」とか言われかねません。

こちとら弱小メンタルなので窮地に追い込まれることは避けたいです。

そんな時に使える言葉が「○○すればできます」という言葉。

「単価が100円上がればできます」「サイクルが30s遅くできれば可能です」

ぶっちゃけ不可能だよね、っていう話でも何でもいいです。何か策を考えた証拠になりますし、「~ない」という否定の言葉を使わないだけで表現がやわらかくなります。

それに、特に生産技術の領域を良く知らない相手からしたら、「これを達成するのはかなり難しいんだな」「提案した内容は突拍子もないことなんだな」ということが伝わります。

そのまま断念して別の方向で考えてもらえればそれでOKですし、本当にその方法でやるのであればそれはそれでOKです。

ただし、「できません」を連発しているとこちらがピンチの時に助けてもらえなくなるので、何でも良いから「○○すればできます」で話をしてみましょう。

手の内をすべてさらさない。切り札は隠す

手の内をすべてさらさない。切り札は隠す

自分の手の内は全てさらしません。最後の切り札は隠します。

確実に対処できることであれば、持てる技術の全てを使って対処すれば良いですが、責任区分があいまいなもの、こちらが不利になる可能性がある場合などは全てさらしません。

例えば日程ですね。日程表を他部門に展開する時、自分自身が関わる工程は必ず1週間程度余裕のある日程を作成します。

製造業の人は身に染みて分かっていると思いますが、日程表通りに物事が進むことって無いですよね。

だいたいどこかの部署・工程が遅れ、遅れ遅れで日程は進みます。そして最後納期が間に合わないという状況になると、「なんで間に合わないんだ」と生産技術が責められます。自分たちの遅れを棚に上げて何言ってんだ、と思いたいですが結局最後の最後に何とかしなきゃいけないのは私たち生産技術です。

こんな理不尽を避けるため、他部門に展開する日程表は生産技術だけ実は1週間程度余裕のあるものを作成します。切り札です。

不具合の対策をする時も設計要因なのか設備側の問題なのか微妙な時は少し静観します。

「こうすれば治るかもなあ」なんて思いながらも、相手の領域で対処できそうな場合は口出ししません。自ら仕事を増やして責任を負いにいくようなマネは避けます。

「こっちは知っているけど相手は知らない」という状況では、切り札となるカードは最初から出さないようにしましょう。

設計部署と対立しない。味方につける

手の内をすべてさらさない。切り札は隠す

設計を味方にする、というのは難しいかもしれませんが、せめて対立するのは避けましょう。

彼らは私たちの前工程の人間です。生産側で問題が発生してどうにもならない時は図面を変えてもらう必要があります。

そんな時に不仲の状況でいると、すんなりとは対応してもらえません。

常にへりくだる必要はないですが、ピンチの時は助けてもらうこともありますので、ある程度良好な関係を築いておきましょう。

たまには自分の重荷にならない程度に設計の困った問題を生産側で対応して、ギブ&テイクの関係性が築けていれば十分です。

品質問題の場合でも図面に関わる内容であれば、いくら品質部門がNGを出しても設計が図面を変えればOKになるので、設計は敵に回さずに仕事をしましょう。

まとめ:生産技術が本当に辛ければ転職がおすすめ

もう一度メンタル弱めの人が生産技術を乗り切るテクニックをまとめると、

  • 上司を使って自分の意見を課の意見に変える
  • 「できない」は使わず「〇〇すればできる」を使う
  • 手の内は全てさらさない。切り札は隠す
  • 設計部署は敵にしない。味方にする

以上の4つです。

これらの方法を使って、それでも本当に仕事が辛ければ会社を辞めるのも一つの手です。

この記事で紹介した方法はメンタル弱いながらも仕事を続ける秘訣であって、メンタルが強くなる方法ではありません。

私個人の考えとしては、目の前にライオンが現れたら逃げるのが動物の本能であって、我慢して戦うのが美徳になっている日本の常識には正直疑問でしかないです。

鬱になって苦しみながら仕事している先輩もいましたが、病気になるくらいだったら思い切って逃げるほうが良いです。

逃げ癖が良くないことには一理ありますが、ピンチになったら逃げるで良いと思います。「逃げるが勝ち」とも言いますしね。

実際、私も転職して同じ生産技術ながらもブラックからホワイトに職場環境は改善したので、どうしても辛いのであれば思い切って転職してみましょう。

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