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【完成車メーカーの比較】転職でおすすめしたい良業績・高年収の自動車メーカーとは?

転職におすすめの完成車メーカーは?仮

自動車業界の頂点に位置するのが完成車メーカー。

今どこで働いているの?と聞かれて「○○(自動車メーカー)」って答えられたらなんかカッコいいですよね。

そこで今回は魅力あふれる日本の自動車メーカーの業績や年収などについて比較してみました。

転職活動の企業探しにでも参考にしてみてください。

転職におすすめしたい完成車メーカー業績・年収の比較結果

さっそく結論ですが、各完成車メーカーを比較した表がこちら。

自動車メーカー比較2019
(クリックで拡大)

ざっと見ただけでも、さすがにトヨタは頭一つ抜けていますね。自動車業界どころか世界の時価総額ランキングトップ50に入るメーカーであり、日本を代表するだけあります。

続いてはホンダ・日産が同等レベルと言えそうです。企業規模や売上、従業員年収も他の自動車メーカーと比較して上位のグループに入ります。

軽自動車を中心としているスズキとダイハツは他のメーカーと比較して国内経済の影響を強く受けそうです。海外の販売割合が他社よりも少ないですね。

マツダは企業規模に対して社員数が多く、正社員として安心して働ける会社のように思います。

三菱・スバルは海外を主体としていますね。さらに三菱は同規模他社と比較して年収が高いという特色もあります。

各自動車メーカーの売上高と営業利益

各自動車メーカーの売上高と営業利益

まずは売上高と営業利益の比較です。1年間でどれだけの車を生産・販売することができ、商売で儲ける力があるかという参考になります。

売上高と営業利益

会社 売上高 営業利益 営業利益率
トヨタ 30兆2000億円 2兆4000億円 7.9%
ホンダ 14兆9000億円 6300億円 4.2%
日産 11兆5000億円 3100億円 2.6%
マツダ 3兆5000億円 830億円 2.3%
スズキ 3兆8000億円 3200億円 8.4%
スバル 3兆1000億円 1900億円 6.1%
三菱 2兆5000億円 1100億円 4.4%
ダイハツ 1兆3500億円 1000億円 7.4%

トヨタはさすがのぶっちぎり状態ですね。売上高も営業利益も1社だけ桁が違います。

続いてホンダ・日産が売上10兆円以上で、営業利益についてはホンダが優勢ですね。日産は不振が続いていますが、電気自動車などの会社の技術力は確かなものです。

各社並べるとマツダの営業利益の低さが気になりますね。社員側の立場で考えると会社の業績はその年のボーナスに影響するので、転職する時は今後の業績の見通しを調べてみた方が良さそうです。逆にユーザーの立場からすると原価に近い価格で車を変えているので嬉しいことなのかもしれません。

各自動車メーカーの企業規模(従業員数)

各自動車メーカーの企業規模(従業員数)

人数が多い=大企業、という考えで従業員数の視点から見てみます。

従業員数(単独)

トヨタ 7万4000人
ホンダ 2万2000人
日産 2万2000人
マツダ 2万2000人
スズキ 1万5400人
スバル 1万5000人
三菱 1万4000人
ダイハツ 1万3000人

従業員数という点からは、マツダが気になります。

ホンダ・日産が売上高などから見ても同等の従業員数であることは理解できるのですが、なぜかマツダの従業員数も同等の2万2000人です。

売上高の規模に対して従業員が多いということは、他社が派遣や期間社員に依頼している仕事も自社の正社員が対応しているということが分かります。

正社員の枠がそれだけ多いともいえますので、完成車メーカーに転職するにはねらい目の会社かもしれません。

同様に考えると、ダイハツもスズキ・スバル程の売上高ではないにしても従業員数は同等なので、ねらい目の企業ですね。

各自動車メーカーの生産・販売台数

各自動車メーカーの生産・販売台数

次は生産・販売台数です。厳密には生産台数と販売台数は異なりますが、大きく変わらないので今回は同義として取り扱います。

生産・販売台数

会社 海外台数 合計(国内・海外)台数
トヨタ 787万台 946万台
日産 460万台 517万台
ホンダ 430万台 479万台
スズキ 217万台 285万台
マツダ 129万台 149万台
スバル 90万台 104万台
三菱 126万台 136万台
ダイハツ 17万台 81万台

日本の自動車メーカーと言えど、世界展開しているので海外比率はどの会社も高いですね。日本では少数派のマツダ・スバル・三菱も海外が9割を占めています。

そして表の中で気になるのがスバルで、車1台あたりの利益を生み出す力が大きいようです。スバルとスズキでは生産・販売台数に2倍以上の差がありますが、どちらも売上高は3~4兆円で同レベルです。理由としてはスバルの1台当たりの販売価格が高いということですが、価格が高くても価値のあるものを生み出せる、販売できる、というのは企業としての強みですね。

国内向けも力を入れているのがスズキ・ダイハツです。どちらも軽自動車や小型車をメインとしており、軽自動車に関してはガラパゴス化しているといわれるほど日本独自の規格なので国内の割合が大きいです。国内自動車の規格が変化したり、自動車関係の税金が増えるようなことが起きれば、この2社に関しては他の自動車メーカーよりも大きな影響を受けることでしょう。

各自動車メーカーの平均年収

各自動車メーカーの平均年収

次は一番気になる年収です。我々サラリーマンの大事なお給料です。

各社の平均年収

会社 平均年収
トヨタ 851万円
ホンダ 819万円
日産 815万円
三菱 742万円
スズキ 681万円
マツダ 676万円
スバル 652万円
ダイハツ 651万円

※上記の年収は四季報から抜粋したものなので、30代後半~40代半ばの社員の平均年収で、残業代などの手当ても含まれています。

転職最難関をトヨタとするならば、同等の年収が見込めるホンダ・日産に転職した方が難易度は低いかもしれません。

また、驚きなのが意外にも三菱の年収が700万円台ということですね。その他のメーカーよりも給与水準は高く、確実な年収アップを目的とするならば転職先の候補に入れてみるのもおすすめです。

ダイハツは他社よりも給料は低めです。軽自動車という薄利多売のジャンルであることから利益を従業員への還元するのは難しいのかもしれません。

自動車メーカーの実情は口コミサイトをみると参考になるかも

ランキングのような感じになりましたが、簡単にまとめると、

  • トヨタは全てにおいてぶっちぎり
  • 日産・ホンダは各項目でも同等レベル
  • 国内に比重を置いているのはダイハツとスズキ
  • 年収は三菱が意外にねらい目か
  • 正社員率が高いのはマツダ
  • スバルは1台当たりの利益が大きい

です。

いろいろ言いましたが、これらはあくまで会社の外から見た考察なので本当のところは社員でなければ分かりません。

社員でない立場から各社の実情を見極めるのは難しいですが、興味があれば参考に口コミサイトを見てみてください。転職する人・していった人たちが記入しているので、現実的な内容になっています。

(外部リンク:【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

転職会議の口コミの抜粋すると以下の評価になっています。(2020年6月11日時点)

自動車メーカー 口コミ評価
トヨタ 4.39
ホンダ 3.84
日産 3.48
マツダ 3.29
スバル 3.24
三菱自動車 2.87
ダイハツ 2.76
スズキ 2.34

トヨタ・ホンダ・日産は予想通り評価も高いです。マツダ・スバルも意外と評判が良く、社員を大事にしているようです。軽自動車を中心とするダイハツ・スズキは惜しくもあまり良い評価と言えないようですね。

自動車メーカーに転職を目指す人は一度参考にしてみてはいかがでしょうか。

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